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まめ棋士が集まる将棋館
詰将棋ラボ
創作詰将棋を楽しんでいます
創作詰将棋に興味のある方もお問い合わせからご連絡をお願いします
創作なんてまだまだと思っている方もできるようになります
終盤力向上にも役立ちますよ
詰将棋作品は無断転載禁止ですので、よろしくお願いします
No.19 9手詰め
持駒 金銀桂
創作のねらい
辰年にちなみ双方の竜が活躍する詰将棋です
紛れは少ないですが寄せのイメージが湧きにくい
のではないでしょうか
4手目の玉方の応手は間違えやすいかも知れません
No.18 7手詰め
持駒 飛香
創作のねらい
初手いろいろありますが追いかけると捕まりません
2一飛から2二桂成の頭金が狙いの本線になりますが
馬の守りが利いているので見え難いかもしれません
馬筋をずらすことになりますが
馬と飛車の焦点に打つ4三桂が手筋
3連続捨て駒で狙いの手筋を実現し収束です
No.17 7手詰め
持駒 なし
創作のねらい
詰め上がりが駒柱となる曲詰めです
本手順でも多くの駒が働いていますが、本手順
以外の手順で守備駒△22桂がよく利いて2段
跳ねで逃れとなるところもあります
玉飛角金銀桂香歩のすべての駒が使われている
のもポイントではないでしょうか
No.16 13手詰め
持駒 金銀
創作のねらい
初手▲2五歩の突き出しが味良い形
玉を1筋に逃すと駒が足りない印象ですが後に
▲2四銀成の形で捨てることができる▲3三銀打が
ポイントとなります
玉方の角桂が利いている変化もある中で、前後か
らの挟撃のバランスと銀から馬へ配置替えの工夫
が滋味な作品です
No.15 9手詰め
持駒 銀桂桂
創作のねらい
初手▲3二竜から△2二合に▲2一銀は△1一玉で
後が続かず、また初手▲2一銀と行くと△1一玉
▲3二銀成の時に△3一角と龍を抜かれてしまいます
桂捨てで角の利きを逸らして3一の場所から竜の
開き王手を実現
角2枚が守りによく利いていますが、その弱点を
突いて角の頭に桂を打って寄せるのがなんとも
痛快です
No.14 9手詰め
持駒 歩
創作のねらい
玉方の竜が利いている所を形よく拠点を作り
打ち歩詰め回避をしながら寄せていく作品です
初手から▲2八金△同竜▲同馬と清算すると
玉のスペースが広く逃れとなります
本手順も玉が深く潜り込まれる印象を受ける
のではないでしょうか
歩の利いている所に打つ▲1八飛で打開成功と
なります
No.13 7手詰め
持駒 金金
創作のねらい
金捨ての手筋を使った作品で
2枚とも捨て駒となります
この手筋で玉方の2枚のと金を軽くかわします
生飛車がヘタをすると取られそうですが
2手目△同とと取れなかったり
4手目合駒すると早詰みになるなど
よく利いています
詰み形も個人的には気に入っています
清涼詰めにも展開できそうですが本作品が
すっきりして良いのではないでしょうか
No.12 13手詰め
持駒 桂 歩
盤面左
今月の詰将棋
詰め上がり図
盤面右
詰将棋ラボNo.12
初形
創作のねらい
干支詰め 寅
今月の詰将棋1月の詰め上がりがト
本稿の詰将棋ラボNo.12の初形がラ
今月の詰将棋を解いた時に2作品を並べるとトラとなります
7手目▲1六香は逃れ ▲1五歩がポイント
捨て駒も有り 不動駒4枚とまずまずでしょうか
No.11 5手詰め
持駒 角
創作のねらい
3手目の角打ちが金取りを防ぎ
△同飛で玉の退路を防いでいます
応用が利きそうですし
攻め方の盤上の駒は初形と詰み上がりが同じ配置
になるのも味があるのではないでしょうか
初手▲4三角の筋も玉方の駒を変えて
応用が利きそうですが本作品は△2三玉で
逃れとなります
No.10 7手詰め
持駒 金桂
創作のねらい
金打ちが第一感と思いますが
軽い歩の成捨てが桂打の場所を作る妙手です
玉方2五銀がいないと2手目同玉、同馬、同桂
どれでも5手詰めとなり、特に同馬と同桂は
共に駒が余らず変化同手順のキズ有となります
(この時、同玉は駒余りのためOK)
2五銀を追加したことで同玉の7手詰めを本手順
としキズを解消できました
No.9 15手詰め
持駒 桂
創作のねらい
干支詰め 丑(初形)です 見えるでしょうか
丑年の土用の丑に合わせて掲載しました
初手▲5四角の開き王手~角の成捨て
~角の打ち替えの流れがリズムよく連携できた
のではないでしょうか
2手目玉方の合駒を3手目に同飛と取ると
打ち歩詰めの逃れが発生します
本手順、変化、紛れ、手順のどこかですべての駒が
利いており、意味があります
No.8 11手詰め
持駒 金 歩
創作のねらい
歩を取って▲3三飛成としたいところですが
逆にその歩に取られてしまう▲3四飛で
王手するのを本手順とすることができました
玉方のと金が動きますが詰め上がりは
初形の位置に戻るのも面白いのでは
ないでしょうか
No.7 5手詰め
持駒 飛
創作のねらい
シンプルな形で手筋の応用ができそうです
3手目の▲3三桂成を取られないよう
飛車打は1三の限定打
桂成で飛車と桂の連携が外れて
飛車を取られますが清涼詰めで収束となります
No.6 7手詰め
持駒 金 歩
創作のねらい
打ち歩詰めにならないよう捨て駒で玉の逃げ場所を
つくるのが狙いです
馬の位置を4三に変更して馬の利きで技をかける
などこの局面から応用できますね
▲1五金の筋も別の作品に展開できそうです
No.5 5手詰め
持駒 なし
創作のねらい
同じ駒が2回以上動くと意外性が出やすいと
思いますがいかがでしょうか
飛車が四段目のときに成れると錯覚しそう?
少しですが狙いの一つです
No.4 5手詰め
持駒 金金
創作のねらい
盤上の駒がおしゃれに連携する詰み形から
変化の多い5手詰めに展開しました
※図の持駒が見難いですが持駒は金2枚です
No.3 5手詰め
持駒 桂
創作の狙い
攻め方のジャマ駒を消す手筋
馬が守備に働いているが
その利きを最小限にしながら攻める
玉方の馬銀歩で余詰め防止
※余詰め(よづめ)とは
作意手順の攻め手以外の攻め手で
詰んでしまうこと
詰将棋では不完全作品となる
No.2 5手詰め
持駒 銀 歩
創作の狙い
捨て駒で竜の利きをずらすテクニック
その前に金を動かすひと手間を加え
手順前後すると打ち歩詰めになる筋を
含みにしました
No.1 3手詰め
持駒 金
創作の狙い
玉を上段部に配置、さらに竜と馬が
いろんな場所に利いているので
詰み形がわかりにくいのでは
馬の横移動で斜めの利き筋をずらす
攻め筋に意外性があります
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